「パテント」を読もう。
特許事務所では、日本弁理士会の情報誌「パテント」が所員の目の届くところに置かれています。この雑誌の記事の一部は、インターネットでも読むことができます。
http://www.jpaa.or.jp/?cat=372
この月刊誌に掲載される記事は、弁理士のみならず技術者や翻訳者にとってもとても勉強になる内容です。
例えば、2017年1月号では、特集が「特許」。藤村氏の「発明トハ何ソヤ」という解釈論は参考になります。
日本の特許法では、「発明は思想」になりますが、米国特許法では「思想」や「形体」の表現はありません。
クレーム文言の構造的限定や構成要素間の相互作用等、日本とは異なって米国ではしっかりと記載しなければならない理由はそこにあるのでしょう。
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